ロサンゼルス市、歩道や駐車場のダイニング利用許可を2020年末まで延長

 アメリカ ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長は、市の屋外ダイニングに関する「アルフレスコ・プログラム」の2020年末までの延長を決定しました。

 このプログラムは、歩道や駐車場などの公共スペースを屋外のダイニングエリアに変えることで、レストランを支援するために、新型コロナウイルスのパンデミックの最中に設計されたものです。

 元々屋外ダイニングの運営に関する許可証は、90日間に設定されており、8月末に期限が切れる予定でしたが、それが延長された形です。

(元記事 Eater LA:Los Angeles Mayor Extends Sidewalk, Parking Lot Dining Program Until End of 2020


屋外ダイニングの許可が年末まで延長された(写真は弊社スタッフが撮影)


 カリフォルニア州では、パンデミックの感染再拡大を受け、屋内での食事に再び規制がかかり、未だ再開されていません。ガルセッティ氏は、この屋外ダイニングプログラムによって、レストランが従業員を再雇用し、収益を上げることを可能にしたと述べています。

 保健省は、当プログラム5月下旬に始まって以来、1,486件の屋外ダイニング申請を承認したとのこと。レストランは、ロサンゼルス市のウェブサイトから、新しい許可証をダウンロードでき、年末に向けて申請を進めることができます。


ー YAGI USA コメント ー

 以下の写真は、弊社駐在スタッフが撮影した、実際のアウトドアダイニングの様子です。場所はレドンドビーチという、ロサンゼルス空港から20分ほど南下したビーチの近くです。

 写真からも、複数の店舗がアウトドアダイニングを運営していることがわかります。囲いのデザインにも工夫が見られます。お客さんも入っていますね。


 同じくアウトドアダイニングの許可を出しているニューヨーク市では、天候にもよりますが、今年の運営は10月31日までとし、2021年の6月1日から再開予定です。

 ニューヨークのように冬が極寒になるエリアでは、たしかにアウトドアダイニングは難しいでしょう。しかし、ロサンゼルスのように冬でも一定の暖かさがあり、気候が安定しているエリアでは、同様に運営許可は延長されていくように思います。

 ここからわかることは、アウトドアダイニングが、既に飲食業界にとっては欠かせないものとなってきているということです。

 店内での利用については、感染拡大の状況に応じて、規制の強化と緩和が行ったり来たりするでしょう。屋外ダイニングは、重要な収入源であり、雇用を支える手段となっています。

 ということは、7ヶ月間停止されるニューヨークのレストランの売上や雇用がどうなってしまうのでしょうか。非常に不安です。

 

 これまでは、路上で少しでもお酒を飲むことすら許されなかった状況が、屋外ダイニングが当たり前の世界になろうとしています。ニューヨーク市が、既に来年の再開予定を決めていることが、大きな証拠です。現在の状況は、様子を変えながらも続き、コロナ以前の光景は、もう戻って来ないことを感じさせます。

 一方で、そこに対応すべく新たなアイデアが生まれ、新たなチャンスが出てくることも間違いないです。新しい世界に向けた情報を、今後もキャッチし、発信してきたいと思います。

【YAGI USA ビジネスコラム ライター(東京): 神戸 孝平】

 

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